みなさまいかがなお正月をお過ごしでしょうか?
写真は我が家の床の間に鎮座するプチ鏡餅、年末に吉野の農家さんのおうちで一緒についたもの☆
この歳神様へのお供えである鏡餅をおろして皆でいただく、という習慣は良く知られていますが、その本当の意味は、歳神様を毎年お正月の間にお迎えするための拠代として鏡餅をお供えし、その歳神様の御霊の宿ったお餅を食べることで、神様の御利益(ごりやく)を授かるための儀式だったようです。昨年中の無事を神様に感謝しながら、神様に供えた鏡餅をお下がりとしていただくことで、神様から力を授けられるといわれ、もともとは武家の間で行なわれていた習慣だったようです。
また、歳神様を毎年お正月にお迎えすることで、神様の御魂をいただいているということを表しているそうです。ですから、数え年の数え方は、魂をいただいた数で数え、この世に誕生したときに1つ、それからはお正月に魂を1つずついただく、つまりお正月に1つずつ年をとるのです。
新しい年の到来を祝福しながら、神様に感謝と祈りを捧げ、新しい御魂をいただく。新年を迎えるとは、本当に素敵な儀式なのですね☆
歳神さまとともに、素敵な一年の幕開けをお過ごしくださいませ♪
2013年がすべての方にとって素晴らしい一年となりますように!!
コメントをお書きください