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閑静な佇まいの京都東山泉屋博古館にて、京都の美術工芸に新たな息吹をもたらした日本洋画壇の先覚者として知られる浅井忠の作品展示とともに今年もまたお洒落なマルシェを開催します。パリで学んだ浅井が遺した、近代京都を彩った数々の美術品を鑑賞しながら、マルシェで新緑のひとときをご家族で愉しみませんか?また、茶室”帰庵”では、館内中庭の美しい新緑に囲まれながら、3千年前の祭祀器”虎卣”を模した塩芳軒の特製お茶菓子とともに、お茶をお召し上がり戴けます。是非この機会に、いにしえの時代に想いを馳せながら、特別なひとときをお愉しみください。
(マルシェお買い上げの方には入館料の半額割引特典有)
【開催日時】 2017年5月27日(土)・28日(日) 10時~17時
※ 雨天の場合、中止となる場合がございます。
※ 駐車場のご利用はできません。公共交通機関をご利用下さい。
【場所】泉屋博古館屋外スペース(京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24)
【料金】マルシェ入場無料
(展覧会は別途・マルシェお買い上げの方には入館料の半額割引特典有)
【主催】ena farm http://www.enafarm.jp
【お問合せ】 泉屋博古館 075-771-6454 http://www.sen-oku.or.jp
本洋画壇の先覚者、浅井忠(1856-1907)。パリ万国博覧会鑑査などのため訪れたヨーロッパでの経験は、画風の変化のみならず、全盛期のアール・ヌーヴォーの洗礼により、デザインへの強い関心をもたらしました。そして、滞在中に京都高等工芸学校(京都工芸繊維大学の前身のひとつ)の図案科に誘われ、京都移住を決意します。
明治35年(1902)からこの世を去る40年まで、浅井は京都で教鞭をとるかたわら、聖護院洋画研究所、関西美術院と続く洋画家養成機関の中心となり関西洋画壇の発展に尽力しました。また遊陶園、京漆園など陶芸家や漆芸家と図案家を結ぶ団体を設立、自らもアール・ヌーヴォーを思わせる斬新なデザインで京都工芸界に新風を巻き起こします。
本展は、京都工芸繊維大学に遺された浅井をはじめ鹿子木孟郎、都鳥英喜など教授たちの多彩な足跡をたどるとともに、彼らが"教材"に選んだ欧米の工芸をご紹介します。あわせて浅井、鹿子木ら洋画家を支援した住友家ゆかりの品々も展示、近代関西の美術工芸と美術教育、生活文化に浅井忠らが何をもたらしたのか再考します。〔一部展示替えがあります〕
※期間中、「中国青銅器の時代」を同時開催します。
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主 催|公益財団法人泉屋博古館 京都工芸繊維大学美術工芸資料館 京都新聞
後 援|京都市 京都市教育委員会 公益社団法人京都市観光協会 京博連 NHK京都放送
開館期間|5月20日(土)~7月9日(日)
開館時間|午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日|月曜日(祝日の場合は開館し翌平日休館)
主な出陳品
浅井忠 武士山狩図 明治38年 京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵
浅井忠 梅図花生 明治35-40年 京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵
浅井忠 文庫図案 猪図 明治38年 京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵
浅井忠 鬼ヶ島 明治38年 個人蔵
浅井忠 グレーの森 明治34年 泉屋博古館分館蔵(展示:5/20-6/18)
芸艸堂刊 「黙語図案集」 明治41年 京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵
ルイス・C.ティファニー 花形ガラス花瓶 19-20世紀 京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵
ジョルナイ工房 エオシン釉海藻文花瓶 19-20世紀 京都工芸繊維大学美術工芸資料館蔵
竹の茶室「帰庵」は、自然と共存した数寄屋建築を用いて竹で作った空間を茶室に見立てた建築物です。
帰庵には天井や壁がなく質素の極みであり、茶室としては不完全ですが、不完全の中の美と調和を感じることができます。外の景色を借景に取り込むことで、その場限りの特別な茶室として完成されます。侘び寂びの独特な空間美と自然を感じながらお茶を楽しむために帰庵はつくられました。
今回は特別に、住友財閥の素晴らしいコレクションを有する泉屋博古館の皐月の新緑美しい静かな中庭にて、館内所蔵の三千年前の中国青銅器”虎卣(こゆう)”を模した塩芳軒の特製お茶菓子とともに、お茶をお召し上がり戴きます。
是非この機会に、はるかいにしえの時代に想いを馳せながら、特別なひとときをお愉しみくださいませ。
2017年5月27日(土)・28日(日) 13−17時
大人:1400円 高大生:1000円 中学生:700円 小以下:500円
(※入館料を含みます)
お子様はワークショップ、そして親御さんは美術館へと、ご家族でゆるりとたのしいひとときをおたのしみくださいませ!!!
★”光のモビール”ヒンメリをつくろう!!
★えほん屋さん”すずとことりと”の絵本タイム♪お話とうた♪
(27日のみ)
■ミュージシャン
27日(土)
Swing de Marché|スウィング・ドゥ・マルシェ
1930年代よりフランスを中心に、今や世界各国で親しまれ続けるジプシージャズを演奏いたします。パリではカフェや街角で生活の一部となって親しまれている音楽です。心地よいギターのリズムに乗り、パリに旅行へ行った気分でマルシェとジプシージャズをお楽しみください。
川又瑞代(バイオリン)
熊谷侑真(ギター)
藤家功(ギター)
橋本洋佑(ベース)
28日(日)
高野陽子|ケルト音楽歌手
アイルランドやスコットランドなどのケルト伝承歌を中心に、世界を旅して出会った物語やメッセージを歌い継いでゆく‘旅する歌い人’。度々アイルランドへ通い、伝統的な歌唱法を学び、現地での公演も好評を得る。ケルト音楽ユニットでの活動、ライアー(竪琴)や沖縄三線の弾き語りソロの他、多ジャンルのアーティストと共演。旅先で出会った素晴らしい人々や文化、風景などの写真やエピソードを交えたスライドトーク・ライブなども展開。歌や音楽を通じてあらゆる垣根を超えて様々な人々が心を通わせ、つながることに喜びを感じ、自然と調和する世界を願いながら国内外で活動中。
2010年、1stCD「Leem」発売。2015年、関西ケルト/アイリッシュ・コンピレーションCD「CDCELTSITTOLKEケルトシットルケ」Vol.4に参加。
http://takanoyoko.com/
◆メッセージ
世界各地で長い時を経て語り継がれてきた歌には、その時代を生きた人々の日々の想いや普遍的で大切なメッセージが込められています。西の果てに追われたケルト民族の哀愁、神話や妖精物語に息づく神秘的で美しいメロディ。そして、全ての自然の中に神様を見出し、自然と調和していた古代の先人達からの根源的なメッセージを「歌」や「音」を媒介として伝えることができればと思っています。
詳細は追ってお知らせ致します。